向山麻子「myチクタク展」 

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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ガラス作家・向山麻子さんの「myチクタク展」に行ってきました。

ガラス板をいったん溶かして作られたオブジェが印象的でした。ガラス片には裏と表があるとのことで、その違いによっても作品の表情に違いがでてくるそうです。
紙の上に鉛筆で書かれたイラストのような、ガラス片に描かれている手書き風の文様。風鈴のように揺れるガラス片。ガラス片の端は木片のような丸みがあり、間違ってぶつかっても平気でしょう。吹きガラスによる普段使いのタンブラーなども、涼しげな夏を演出してくれるように感じました。
向山さんの制作に関するお話も伺えて、とても刺激的な一日でした。作品は、作家の生き方や考え方そのものが表れるのものだと、改めて思いました。最近スランプ気味な、向山さんの作品に触れお話を伺えたことはとても刺激的な良き体験でした。
myチクタク展
会期:7月13日(土)~7月28日(日)お休み:月曜日
時間:営業時間12:00~21:00(日曜日のみ13:00~)
電話:TEL 03-3716-6537
住所:目黒区鷹番3-7-52F
会場:平均率

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