独学

iPadの読書は光の反射でつらい… 一方Kindle Scribeの魅力は⁉

学びと読書
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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筆者が所有する無印iPadとiPad Pro

現代の読書や勉強方法において、デジタルデバイスの活用は不可欠な存在となりました。しかし、iPadを使った読書では光の反射や照明の調整などで目の負担を感じ、難しさに直面することがあります。

読書や勉強の快適さをどう追求する?

私は紙の本やペンをあまり使わず、主にデジタルデバイスで読書や独学をしています。しかし、光の反射や映り込みで目の負担を感じてしまうことが難点です。映りこみを軽減させるため、まわりの照明を暗くしていることも原因の一つでした。

手元にあるのは10.2インチの無印iPadと12.9インチのiPad Pro。iPad Proは反射防止コーティングが施されていますが、強化ガラス製の保護フィルムを貼ると効果が薄れます。無印iPadには、そもそも反射防止コーティングが施されていません。

まずは第9世代用のアンチグレア保護フィルムを注文し、貼り替えてみることにしました。このフィルムが光の反射を抑え、読書をしやすくすることを期待しています。

Kindle Scribeの注目すべき特徴

加えて、注目しているのはKindle Scribeです。

E-Ink電子ペーパーは目に優しい表示ができるため、長時間の読書でも目の疲れを軽減してくれそう。これは、読書習慣がある人にとって非常に重要なポイントと言えるでしょう。

iPadと比較すると

私がメインで使用しているのは第9世代の無印iPadです。Kindle Scribeは同じ10.2インチという大きさにも興味を持ちました。

読書に特化したデバイスなので、読むことに集中できるのも魅力です。iPadでのようにいちいちアプリを探さずに、読書を開始できます。Amazonで購入したKindle本のライブラリに簡単にアクセスすることができるのは当然として、PDFファイルを表示したり、メモを書き込んだり、Microsoft Wordの文書に付箋を追加したりすることも可能です。

Kindleならではのハイライトやメモの管理もでき、Kindle Scribeは手書きのメモも可能なので校正などのツールとしても役立ちそう。

Amazonのサイトにある説明によると「Microsoft WordからKindleへ直接文書を送信することもできます」とあり、Wordとの連携も気になる仕様です。

機能面ではいくつか劣ると感じるであろう点も考えられます。iPadほどページめくりがスムーズでなかったり、ウェブ検索や多機能なアプリの利用などができなかったりすることです。また重要が約431gもあり、私が所有するiPadは487gなので、比べても軽くはありません。

Kindle Scribeは読書に特化したデバイスであり、どのように使用するかをよく考えて購入する必要があります。

7月11日のプライムデー、Kindle Scribeもセール対象

プレミアムペンが付属し、64GBのKindle Scribeでは、価格は59,980円。一方、2022年モデルの10.9インチiPadは68,800円となっており、高級デバイスの部類と言えるでしょう。7月11日に開催されるプライムセール対象商品であり、割安な価格での購入を狙っています。

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