ポケモンGOからエイジアの名曲「GO」を連想してしまう、おじさんの苦悩

レビュー
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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歩きながらのスマホ(イメージ)

歩きながらのスマホ(イメージ)

テロ、自然災害、猟奇殺人など、暗いニュースばかりが溢れるご時世です。そんななか、景気の良い話題といえば、スマホゲーム「ポケモンGO」(Pokemon GO)が世界中で大ヒットしていることでしょうか。

このゲームを、Wikipediaは「プレイヤーはポケモントレーナーとなり、現実世界を歩いて探索してポケモンを捕獲・育成・交換・バトルをすることができる」[1]と要約します。

リアルな世界にバーチャルなキャラクターが登場して、それをつかまえる。スマホをかざして、ポケモン探しに歩き回る人たちが、原発の敷地内に入り込んだり、崖から落ちたり[2]、国境を超えてしまうような事件も報道されています[3]。あげくの果てには、スマホを向けられて写真を撮られたと勘違いした人に銃で撃たれたとか [4]、そんな事件も起きているのだそうです。

良かれ悪しかれ、こんなに世間で話題になっているゲームなのだから、知らないではすまない。よっぽど面白いのだろう。新しいモノ好きで、似た者どうしの妻に「トレンドを理解するためにも、ダウンロードでもしてみるか」なんて会話を交わすものの、しかしながら、いまだどちらもダウンロードしていない。人生も半分近く生きて、残された時間も限りがあります。どうしても時間の使い方はケチになってしまい、食事、睡眠、読書、語学などの勉強に時間をあてがいたいと思ってしまうのです。

なお都合が悪いことには、40歳代の私のなかでは、80年代にヒットしたエイジアの「GO」ばかりが、脳内でこだまする。「ポケモンGO」からエイジアの「GO」の話へ無理矢理に変わってしまうあたり、悲しくも若くはないことを自覚せねばならぬ。

エイジアの「GO」のことなら、いくらでも語れる気もするけれど、ポケモンGOは少々勉強が必要です。おほほ。

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【脚注】

  1. Pokémon GO – Wikipedia、閲覧日:2016年7月23日
  2. 「ポケモンGO」日本に――米国、原発侵入や崖から転落、サウジ、反発の宗教令、人気過熱で騒動。2016/07/22 日本経済新聞夕刊
  3. 「ポケモンGO」に夢中で国境越え10代カナダ人、米で拘束, 2016/07/23 12:25 日経速報ニュース
  4. 「ポケモンGO」ゲーム中 銃撃され2人死傷 中米 | NHKニュース、閲覧日:2016年7月23日
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