Coffee Salon-Armstrong's moon

コーヒーの話題
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

木村 邦彦をフォローする

 101222shop.jpg
今年の秋、ギャラリー福果で行われた個展で、呉さん姜さんご夫妻と出会いました。ちょうど日本に旅行にいらっしゃっていたところで、幾つかの絵を買ってくださいました。
お二人は、韓国で喫茶店を経営されています。近々オープンするお店の名前は、Coffee Salon-Armstrong’s moonなのだそうです!知的で、ユーモアを感じます。そして、お店のデザインも、とても温かみを感じます。
■■■■■■
いまぼくは、ご夫妻のご依頼で、30号の油絵を描いているところです。しかし、なかなか描き進まず、日々奮闘中です。どんな絵なのかというと、宇宙飛行士の絵です。
どうして、宇宙飛行士を描くことは難しいのか…。それは、宇宙飛行士を街で見かけないからだと思います。街で見かけないなら森や海にいるのかといえば、もちろんそんなことはなく、宇宙に行かないと会えないのかもしれません。
ぼくは絶えず、宇宙飛行士のモデルを探していました。この話を、友だちにしたところ「俺、モデルになるよ」と言いました。
彼は宇宙服を持っているのだそうです…。いったい、何のために…。
そこでぼくは、友人に訊ねました。
「宇宙服にも、夏物とか、冬物があるの?」
友人によれば、半袖の宇宙服もあるそうです。半袖の宇宙服で、宇宙遊泳はしなくたくないなーとぼくは思いました。
■■■■■■
話はずれましたが、頭のなかで思いめぐらす宇宙飛行士は、こんな光景です。ヘルメットを冠ったままコーヒーをおいしそうに飲んでいる宇宙飛行士です。その人は、コーヒーカップをこちらへむけて、まるで「一緒にお茶を飲みましょう」と言っているかのようです。
72-noname.jpg
そんな姿は、もしかすると現代のドン・キホーテのような人物かもしれません。もしくは、現代人の孤独かもしれません。でも、孤独があるから、ブルースが生まれるのだと思います。大人の味は、コーヒーの苦みにも通じることでしょう。
どこかしら滑稽で、孤独な絵。温かいコーヒーを求める気持ちにも通じるのではないでしょうか。
Coffee Salon-Armstrong’s moonでは、絵を飾ってくださいました。
picture.jpg
感無量です。ぼくは、まだまだ、いろんな意味で未熟者です。これでも絵を描くことをがんばってゆこうと思っています。呉さん姜さんご夫妻の応援にも、とても励まされています。他の人にも、いろいろ!
■■■■■■
最近やったことといえば、日本国内の税理士さん、特殊法人のロゴ、香港の日本料理と中華料理屋さんのロゴとキャラクターと、ロゴを作る仕事が多かったです。香港のお仕事は、とてもスリリングでした。もっと成長するべきいろんな反省するべきことも感じました。
楽しい仕事でした。このお仕事のことも、日を追ってご報告したいと思います。
イラストも描きました。友人がホームページを作る団体を作ったので、いくつかCGでのイラストを描きました。
描く機会を与えていただけることに、心から感謝をしています。

タイトルとURLをコピーしました