古いWi-Fiルーターを子機・中継器として再利用したい

技術
木村 邦彦

法政大学文学部哲学科卒。記者、編集者。歴史、IT、金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味はエアギターと絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。執筆のご依頼募集中。

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左は新ルーター、リンゴに埋もれているのは古いルーター。

古いWi-Fiルーターを捨てるのはしのびない

Wi-Fiルーターを買い換えたので、使っていたルーターを中継器にしてみました。電波を中継してくれるので、各部屋で電波を受信しやすくなるメリットがあります。

先日、iPhoneやパソコンが新しくなったので、ついでにWi-Fiルーターも買い換えました。購入したのは、BuffaloのWSR-1166DHP2-WHです。

いままで使っていたのは、WZR-900DHP。新しいWi-Fiルーターと比較すると、最近主流の次世代高速Wi-Fi規格「11ac」には対応していません。5GHz帯の速度もWSR-1166DHP2は最大866Mbpsと高速ですが、WZR-900DHPでは最大450Mbpsと約半分です。

買い換えで古くなったとはいえ、WZR-900DHPは壊れているわけでありません。捨てるのもしのびないので、中継器として有効利用できないか調べてみました。

中継器機能と設定方法の調べ方

Buffaloのサイトをみると、WZR-900DHPは中継器として利用できることが分かりました。

よくあるご質問
よくあるご質問に関するサイト。型番やキーワードから探す、商品からよくあるご質問を探す、お困りの状況からよくあるご質問を探す、問合せの多い商品、お問合せの多いよくあるご質問から探す等、多様な探し方に対応。

具体的な設定方法は、以下のサイトが参考になります。

よくあるご質問
よくあるご質問に関するサイト。型番やキーワードから探す、商品からよくあるご質問を探す、お困りの状況からよくあるご質問を探す、問合せの多い商品、お問合せの多いよくあるご質問から探す等、多様な探し方に対応。
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古いWi-Fiルーターを中継器にする良い点・いまいちだった点

設定は無事に終わり、Wi-Fiルーターから離れた部屋でもしっかりとオウギのWi-Fiマークがたつようになりました。ここで、メリットとデメリットを総括してみたいと思います。

良かった点

  • 飛ばせる電波エリアを拡げられるので、受信状況の改善が期待できます。
  • 新しいWi-Fiルーター(WSR-1166DHP2)にUSB端子がなくても、古いWi-Fiルーター(WZR-900DHP)側にあれば、ネットワークHDD(NAS)も利用できるようにもなります。

いまいちだった点

  • 新しいルーター(WSR-1166DHP2)は5GHz帯の電波を最大866Mbpsで飛ばせますが、古いルーターー(WZR-900DHP)は最大450Mbpsでしか中継できません。
  • 対応していないWi-Fi規格は中継できません(今回の場合は「11ac」)。

実際に使ってみた印象

良い点といまいちな点をてんびんにかけて、最適な結果が得られそうなら、設定してみる価値はあります。

私が使っているiMac 2012年モデルは11acに対応していません。次世代高速Wi-Fi規格の恩恵は、そもそもない。そのかわり、最大450Mbpsの電波が途切れず、安定させることができました。

結果的に、作業効率が上がったので満足です。

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