古いWi-Fiルーターを捨てるのはしのびない
Wi-Fiルーターを買い換えたので、使っていたルーターを中継器にしてみました。電波を中継してくれるので、各部屋で電波を受信しやすくなるメリットがあります。
先日、iPhoneやパソコンが新しくなったので、ついでにWi-Fiルーターも買い換えました。購入したのは、BuffaloのWSR-1166DHP2-WHです。
いままで使っていたのは、WZR-900DHP。新しいWi-Fiルーターと比較すると、最近主流の次世代高速Wi-Fi規格「11ac」には対応していません。5GHz帯の速度もWSR-1166DHP2は最大866Mbpsと高速ですが、WZR-900DHPでは最大450Mbpsと約半分です。
買い換えで古くなったとはいえ、WZR-900DHPは壊れているわけでありません。捨てるのもしのびないので、中継器として有効利用できないか調べてみました。
中継器機能と設定方法の調べ方
Buffaloのサイトをみると、WZR-900DHPは中継器として利用できることが分かりました。
具体的な設定方法は、以下のサイトが参考になります。
古いWi-Fiルーターを中継器にする良い点・いまいちだった点
設定は無事に終わり、Wi-Fiルーターから離れた部屋でもしっかりとオウギのWi-Fiマークがたつようになりました。ここで、メリットとデメリットを総括してみたいと思います。
良かった点
- 飛ばせる電波エリアを拡げられるので、受信状況の改善が期待できます。
- 新しいWi-Fiルーター(WSR-1166DHP2)にUSB端子がなくても、古いWi-Fiルーター(WZR-900DHP)側にあれば、ネットワークHDD(NAS)も利用できるようにもなります。
いまいちだった点
- 新しいルーター(WSR-1166DHP2)は5GHz帯の電波を最大866Mbpsで飛ばせますが、古いルーターー(WZR-900DHP)は最大450Mbpsでしか中継できません。
- 対応していないWi-Fi規格は中継できません(今回の場合は「11ac」)。
実際に使ってみた印象
良い点といまいちな点をてんびんにかけて、最適な結果が得られそうなら、設定してみる価値はあります。
私が使っているiMac 2012年モデルは11acに対応していません。次世代高速Wi-Fi規格の恩恵は、そもそもない。そのかわり、最大450Mbpsの電波が途切れず、安定させることができました。
結果的に、作業効率が上がったので満足です。